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2012年07月15日

第1回聞き書き講座

●本日7月15日、足助交流館において、『あすけ聞き書き隊』としての
第1回聞き書き講座を開きました。

□10:00~10:50
まずは事務局メンバーで進行。
・あすけ聞き書き事業についての概要と事務局メンバーの自己紹介。
・これまでの作品紹介。
第1集 『芸は身を滅ぼすと思った日もあったけど 後藤久子さん』 (事務局メンバー加藤彩より)
第2集 『歩いてきた道  林和義さん』 (事務局メンバー河合友理より)

作品紹介では、聞き手本人が声に出して伝える聞き書き作品は、また心に伝わってくるものがあるなぁと感じて、じっくり聞きいってしまいました。
そして、話し手の方からお話を伺いながら感じたこと、作品として完成させる時に迷ったことなど、色々なエピソードを交えながら紹介してもらいました。


□10:50~11:00
今後のスケジュール確認

□11:00~12:00
今朝東京を出発して来てくださった、講師の吉野奈保子さんが足助交流館に到着。
(吉野さんは、NPO共存の森ネットワークの事務局長で、10年来高校生の聞き書き甲子園を指導していらっしゃいます。)
講義開始。
まずは、聞き書きの手法について。



私は聞き書き活動3年目ですが、常に基本に戻って、今年も新たな気持ちで話し手の方と対話させていただきたいと改めて感じました。
   
□12:00~12:45
昼食&参加者自己紹介。
午前中は緊張して固い雰囲気でしたが、ランチでくつろいだ雰囲気ににこにこ






□13:00~13:45
インタビュー実習 
聞き書きをするときの質問事項を考えて、対話の進め方を練習します。
事務局メンバー原章展(足助屋敷 木地師)が話し手のモデルになりました。



新規参加者の中から3名の方が前へ出て、自分で考えた質問で聞き書きの実習をしました。

「まず木地師とは何ですか?」「木はどこで手に入れるのですか?」「木がどういう状態のところから木地師さんの仕事になるのですか?」「どんなものを作っているのですか?」
実習ではありましたが、職人さんの話を聞くのはやっぱりおもしろかったです。

その後、話し手の方の話を引き出すのにどういう質問がよかったかなど、講師の吉野さんからアドバイスがありました。

□13:45~15:00
整理する前のボイスレコーダー録音からの書き起こし文を教材にして、文章整理の仕方を学びました。教材は、事務局メンバー河合友里が過去の聞き書き作品のためのインタビューの後に実際に書き起こした文章を使いました。
15分ほどは、各自で文章を読んで構成や見出しを考えました。 

その後、見出しのつけ方や構成のポイント等を教えていただきました。

□15:00~15:50
それぞれの聞き書きをおこなう話し手の方を決めました。
話し手の方々へは、あらかじめ事務局メンバーからお話を聞きに伺ってもいいか確認をとらせていただいています。

さぁ、第1回聞き書き講座は無事終了。

いよいよ今年も、話し手の方々のところへお話を伺いにいく活動がスタートします!

→話し手のみなさま、どうぞよろしくお願いします_(._.)_


文責:岡村  
タグ :講座


Posted by あすけ聞き書き隊 at 23:54Comments(0)活動報告

2012年07月05日

第1集~その後~

初投稿音符
聞き書き隊かとうです元気

今日習い事のため交流館へ行ったところ、
わたしが第1集でお話を伺った後藤さんにばったりお会いしました!!
その場で少しお話したのですが、
後藤さんは広報やチラシを確認してくださっていたご様子で、
「こないだみたよ!」
「戦争や他にも昔のことなんかは体験した人も減っとるでしょう、
頑張ってやってね~」と労って下さいました。

思えば2年前は色々なお話をしていただきました。
聞き書き集に掲載できたこと以外にもたくさんの事キラン

趣味や習い事に対する取り組みかたアート
仕事の話逃げろー
恋愛の話目がハート

人生の大先輩からいただいた金言の数々は、
今もわたしの心の中にずしっと響くものばかりです。

仕事に遊びに「外こもり」なわたしと、お稽古に発表会と多忙な後藤さん。
なかなか予定があわないね~と言いつつも、女子会を計画中ハート
聞き書きに参加していなければなかった出会いに感謝していますキラン

文責 かとう

第1集の内容はこちらのPDFからご覧いただけます。
  


Posted by あすけ聞き書き隊 at 00:01Comments(0)聞き書き集

2012年07月01日

聞き書き集 PDF 第2集

『 足助の聞き書き集 第二集 ~語り継ぐ記憶と歴史~ 』のPDFが入手できました。
こちらからご覧いただけます。→聞き書き集第二集PDF
気軽に見てみてくださいねにこにこ



23年度足助支所の聞き書き事業に参加した、9名の聞き書きをまとめた作品集です。

目次は、
・『俺は生まれたときからずっと綾渡だよ』
  話し手・松井 鑛弌 (まつい こういち)/ 聞き手・岡村ゆかり
・『ホントの切れ味は、使う人が用途にあわせて自分でつける』
  話し手・中野 義彦(なかの よしひこ)/ 聞き手・原 章展
・『農業と役で忙しかったけど、嫌いならやっとらん』
  話し手・塚田 忠博(つかだ ただひろ)/ 聞き手・深見 博子
・『感謝は物の不充分に有り 幸福は誠の恭謙に存す』
  話し手・鱸 タミ子(すずき たみこ) 聞き手・鈴木 明美
・『歩いてきた道』
  話し手・林 和義(はやし かずよし)/ 聞き手・河合 友理
・『ご先祖の苦労のお陰で今日がある』
  話し手・柴田 信夫(しばた のぶお)/ 聞き手・加藤 彩
・『自分自身の人生を省みると、まさに波乱万丈』
  話し手・山岡 彌(やまおか わたる)/ 聞き手・清水 昌子
・『みんなようやってくれた、感謝』
  話し手・天野 雅夫(あまの まさお)/ 聞き手・井上 美知代
・『ここで何かやろうとはじめた「神越渓谷」』
  話し手・小木曽 舍(おぎそ やどる)/ 聞き手・髙木 伸泰



文責:岡村  


Posted by あすけ聞き書き隊 at 21:07Comments(0)聞き書き集